この間初めてぎっくり腰的なことをやったので書いておく。
仕事中、なんだか右側の肩甲骨の下部分が寝違えたみたいに痛いなぁと思っていたら、突然激痛に変わって職場なのに泣きそうになった。 あんまり辛いので調べてみたら、「ぎっくり背中」という症状が当てはまる。ぎっくり腰の場所違いみたいなものらしい。ぎっくり腰は重いものを持ってやってしまうイメージだったから、背中に負担がかかるようなことを特にしていなかったので予想外だった。けれど、ずっと同じ姿勢をしていたり、身体が固まっている時に何かの拍子でなったりと、意外と些細なことで「ぎっくり背中」になるらしい。確かに、デスクワークなのでずっと同じ姿勢だし、私は人より余計に寒がりなため、他の人が快適な温度でも寒くて、身体を縮こまらせていることが多かった。それと、その日は身体の真正面じゃなく、若干ひねった位置でパソコンの操作をしていたため、そのせいもあるかもしれない。
どの姿勢になっても痛いし、あくびやくしゃみといった内臓から動かす系の動きがめちゃくちゃ痛くて、この花粉の時期には地獄だった。自分で制御できない生理的な行動だから、わかってるのに止められなくて本当につらかった。ただ、とても痛いけれど、動けないほどではなかったのが幸いだった。ひどいと全然動けないみたいだし。
最初は冷やして、あとから温める方がいいらしいので、初日から数日は湯船に浸かるのは避けて、湿布を貼って冷やしていた。筋の痛みには「ほぐリラ」のロールオンタイプがいい、となにかで見た記憶があったのだけど、さすがに肩甲骨の下には一人で塗りづらいなと思っていたら、これの湿布タイプがあった。あんまり枚数が入ってても余って持て余すし、少なめなのも丁度良かった。十数年物の肩こりにはあまり効かなかったけれど、ぎっくり背中にはちゃんと効果があったと思うし、気になる湿布の匂いがほとんどせず、職場にも付けて行きやすかった。
痛みが数日かけてじわじわ治っていくので、また何かの拍子に痛めやしないかと思ってとても慎重に生活したけれど、できるなら最初の数日は絶対安静の方が早く治ると思う。ちょうど週末を挟めたので、その二日間は平日より治りが良かった。
もうギックリ背中はこりごりなので、以前はやっていた筋トレ・柔軟をまた開始しようかと思う。せっかく体組計を買ったのに、トレーニングも食事制限もしていないので、宝の持ち腐れ感がある。やっぱり健康第一で暮らしていきたいと実感した一週間だった。