5月といえばGW。1日と2日は平日かつ普通に仕事だったのと、土日のどっちかは確実に出勤だったのであまり楽しめないだろうと思っていたが、3〜5日は充実した休みになった。
3日は友人とピクニックをした。天気がかなり良くて気温も高くて、外で過ごすにはちょうどいい、むしろ少し暑いくらいの気候だった。食べ物は代々木八幡駅周辺で調達することに。365日はそこそこ人が並んでいたが、その間に近くの中華屋のモバイルオーダーをして、パンを買ってから餃子と春巻きを受け取るというスムーズな買い物が出来た。途中でアイスコーヒーも買って代々木公園まで行ったのだが、想像通り人がたくさんいた。家族連れもカップルもよく分からない団体もいて、各々幸せそうだったのでよい空間だった。
4日は志村坂上にある「さやの湯処」という温泉施設に行った(箱根ですっかり温泉にハマった)。鍵付きの下駄箱に靴を入れてから受付するのだが、鍵にバーコードが付いていて、食堂から自販機まで施設内のものは全部そのバーコードで決済して、最後にまとめて精算するという方式だったので便利で感動してしまった。最近は友人と出かけるときだけ現金を持つことが多く、だいたい札はあっても小銭がない、しかも、万札しかなくて両替機も使えないことがある。風呂上がりにコーヒー牛乳を飲むつもりだったのだが、小銭の心配をしなくていいのがよかった。
5日は茅場町に移転したYUKI-SISへ。黒坂麻衣さんの個展を見に行った。新しいYUKI-SISは川の側にあり、天気の良い日だったのもあって明るくて風がよく通って気持ちの良い空間だった。今回は人物画や動物たちの絵の他に鉱物の絵があって新鮮だった。全部額装してあって、マット部分が白だけではなく、絵に合わせてやわらかいクリーム色だったり黒だったりして、ここが違うだけでもだいぶ印象が変わるものだなと思った。きれいな鉱物の絵がかなり欲しかったが富豪じゃないので諦めた。いつだか友人とDIC美術館に行ったときに、富豪になって美術館を建てたいと話したことを思い出した。
三浦透子のアルバムはTwitterで見たのかAppleMusicにレコメンドされたのか忘れたが、わりと受動的に出会って聴いていて、この人が「ドライブ・マイ・カー」に出ている俳優と知って驚いた。見たことある字面だとは思っていたが、まだ映画を見ていないので結びついていなかった…。最近は新しい曲はこういう聴き方ばかりで「いいのかな」という気もするが、BUMP OF CHIKENとの出会いだってどうせフラッシュ倉庫なんだからそれよりはまあマシかという気もする。
去年の冬くらいから髪質が変わってかなり扱いやすくなったという話は何回もしている気がするが、扱いやすくなっても量が多いのは変わらないので、カットから1ヵ月もするともう切りたくなる。 自分が自分じゃなくなっている夢を見て、精神が分裂する感覚を味わってかなり怖かった。もうあまりしっかり覚えていないが、自分じゃない存在になった自分の中にまだ自分の意識がある、みたいな感じだった。二重人格の人はこういう感じなのかな、と思った。
友人と急遽集まって夕ご飯を食べた。駅前に通る人全員に「お疲れ様でした、お疲れ様です」と声をかけている人が居て怖かった。幡ヶ谷はそこそこ治安が悪い。北欧旅行のお土産でもらったルバーブとラズベリーのグミみたいなお菓子がかなりおいしかった。ハマスホイの絵もうれしい。自分もどこか旅行に行きたくなる。
家で作ると1食分が多いのか食べきれないことが多く、夜ご飯は野菜を蒸したのと肉か魚というメニューばかりだった。自炊とも呼べないような品でも自分で作ることは大事だ。5月の後半はあまり胃腸の調子が良くなく、何を食べても胃もたれして最悪だった。月末にかけて蒸し暑く、麺類ばかり食べたい気持ちになってもうすでに夏バテの気配を感じた。