3月に入った途端急に食欲がなくなったので冷食の小籠包やシュウマイ、野菜ジュースやパン、いちごなど食べられそうなものを食べていた。食欲に波がありすぎて困る。
気をつけていたのにまた食器を割ってしまった。今回はKINTOのカップだった。一人暮らしを始めてからほとんど食器を割ってこなかったのに最近本当に壊してしまう。
3月前半はワクチン接種で数日寝込んでいたのでなんだか記憶が薄い。
ポーラ美術館でやっているロニ・ホーン展を見に箱根まで出かけた。天気のいい日だったので遠足気分だった。箱根リトリートのカフェでパンと飲み物をテイクアウトして外で食べた。サーモンとアボカドのパンにしたけれど、一つで十分なくらい大きくて満足度が高かった。ロニ・ホーン展は水の詩の朗読が一番好きだった。「無視されることでしかあなたは存在することができない」「止まっている時ですら落ち着かない」という部分が印象的だった。
中旬頃にかなり大きな地震があった。東日本大地震の揺れを思い出すような揺れ方で、何も落ちなかったのが幸いだった。収まってきた頃に急いで震源地と津波情報を調べたが、東北の方で二つ地震がおきていたらしい。未だに地震の影響があるくらい大きな地震だった。備蓄の水の賞味期限が切れていたのと、その時家に何も食べ物がなかったのである程度ストックはあったほうがいいことを思い出した。できる範囲の防災はしておくに越したことはない。
下旬ごろから何だかずっとお腹の調子が悪くて、時々本当に痛くなって困った。生活習慣の乱れだろうけど、あまり長引くようなら病院に行ったほうがいいかな…。
香月泰男展は今だからこそ見ておきたいと思って最終日に滑り込みで見に行った。曇りがちの日だったけれど暖かくて、桜もだいぶ満開に近くなっていた。日の出の絵がモネの「印象・日の出」の太陽の赤さを思い出したのと、白と黒と黄土色だけのシベリア・シリーズは、先日Twitterで流れてきた、ドローンで撮られた爆撃後のウクライナの街を思わせてつらくなった。戦争前の明るく朗らかで素朴なモチーフの絵の方が好きだと思う。でも、それは戦後の陰鬱なモノクロームの絵を対比で見たからだろうな、とも思った。
寒かったり暖かかったり寒暖差の激しい1ヶ月だった。暖かい日はピクニックしたいくらいの気候で当然花粉も飛んでいて目も鼻もかゆかったが、寒い日は本当に寒くて雪が降るレベルだったので、服装の調節も難しかったし加湿器を片付けるタイミングもなかった。結局まだ出しっぱなしだけど、4月になったらさすがにしまっても大丈夫だろうか。