ポケモンアルセウスをやりたくてしょうがなく、もう結構ネタバレも踏んでしまったのもあって実況を見てしまっている。まだダイパリメイクも終わらせてない。もうあとは四天王とチャンピオンを倒すだけだが、やるまでが長いので今月中に終わるかどうか…。
以前Kindleでセールをやっていたときにアガサ・クリスティーの作品を買い込んだが、全部読み切れていなかったのと読んだのに忘れている部分も多かったので、改めて読み直している。「カーテン」はポアロ作品の最終巻だと分かっているので、もったいなくてなかなか読めていなかった。特に漫画が顕著だけど、最終回が見えてくると終わって欲しくなくて新刊を読まなくなる。リアルタイムで読んだ方が他の人の感想も読めて楽しいのは分かっているけれど。「カーテン」の結末は予想通りといえば予想通りだった。愛すべきヘイスティングはまぁまぁ察しが悪いキャラクターなのでどうして気づかないんだよと若干イラッとしないでもないが、ポアロシリーズ初期からの人なので、この結末に必要だったんだなと思った。アガサ・クリスティの話は書かれた時代が時代なので、今読むと価値観の古さがだいぶ気になる。オースティンくらいまでいくともはや気にならないけれど。ポアロが前時代的なこと言ってるとちょっとだけがっかりしてしまう。
東京都現代美術館でやっているクリスチャン・マークレー展とユージーン・スタジオ展に行った。ユージーン・スタジオの方は完全に映えスポットと化していてかなり疲れた。最初のホワイトキャンバスは一見なにも書かれていないただの白いキャンバスだけど、実はさまざまな人のキスマークがある、というのは面白い発想ではあるけれど、コロナ禍になって久しい今、誰が触れたかもわからないキャンバスの不衛生さの方が気になった。クリスチャン・マークレー展は特に映えスポットではなかったのだけど、来ている人が作品ではなく一緒に来ている人の写真を撮っているのがやけに目についた。なんだかどちらも疲れてしまってあまりなにも感じなかった。
2月後半はなにをしていたのかあまり思い出せない。ポケモンをちまちま進めたり、本を読んだらしていたら、ロシアの動きがきな臭くなって、と思ったらあっという間に戦争が始まっていた。「戦争が始まりました」というツイートの現実味のなさ、同じアプリ内で共有される戦闘の映像、いいねとRTのたくさんついたツイート、と色々なものが一気に入ってきた。少し前もアゼルバイジャンとアルメニアが戦争していたけれど、悪い言い方をすればあまり日本に関係なかったため、対岸の火事のようにぼんやり眺めていた。だが、ロシアという隣国が、位置関係的にも領土的にもかなり日本にも関係のある国なので真剣に情報を見ていて、いくら綺麗事を言っても自分に関係なかったらどうでもいいんだな、と自分にがっかりする気持ちがあった。そして、あまりに簡単に流れる戦地の情報を、今のところ安全な場所で見ているだけだから戦争すら簡単に消費しているように感じて、RTもいいねも簡単にしてしまっていいのか?と思った。
あまりなにも感じていないと思っていたけれど、思っていたより気分が落ち込んでいたようで、ポケモンの新シリーズ発表はかなり嬉しく、心があかるくなった。2022年中は頑張ろう、という気持ちになった。
今年初めてのロスレスブーケは桜とチューリップのブーケにした。エアコンをつけた部屋がかなり暖かいのですぐにチューリップの蕾が開いてしまったし、届いた時はひとつも開いていなかった桜もどんどん開花していて、もうすぐ春だなぁと思った。オミクロンが流行り出して感染者数が爆発してから出社もできるだけ控えていらため、東京は2月が一番寒いと思っていたのに、久々に外に出たらだいぶ暖かくなっていて、そういえばもう3月になるんだと気づいた。
ようやくポケモンダイパもシロナを倒してその後の物語だけになった。これが終わったら、やっとアルセウスを買おうと思う。